救急救命士の業務内容
総合南東北病院救急救命科では、24時間365日、地域の皆様の生命を守るため、高度な救急医療を提供しています。ここでは、救命士として働く方々や、将来この道を志す学生の皆さんに向けて、具体的な業務内容をご紹介します。
主な業務
救急搬送受入対応
救急隊からのホットライン
（119番通報後の救急搬送依頼）への対応
医療機関からの救急患者紹介受付、
適切な診療科の振り分け
救急初療対応
医師・看護師・救命士１チームで
救急搬送患者の初期治療を実施
救急救命処置の実施
例）静脈路確保、血糖測定、
薬剤投与（アドレナリン、ブドウ糖）
転院調整・搬送業務
満床時や専門治療必要時の転院先調整
院内救急車による搬送業務
ドクターヘリからの患者搬送
系列クリニックからの緊急搬送
他医療機関への転院搬送
当院では、ベッド満床時や専門的な治療が必要な患者様の転院調整を迅速に行い、常に新規の救急搬送を受け入れられる体制を整えています。また、院内救急車を活用し、ドクターヘリ受け入れの際のランデブーポイントから当院までの患者搬送、系列クリニックからの緊急患者搬送、他医療機関への転院搬送を実施しています。これにより、消防救急による転院搬送件数ゼロを目指し、地域の救急医療体制の効率化に貢献しています。
その他の活動
災害派遣への参加
消防との合同訓練・勉強会の実施
勤務体制
24時間シフト制
昼夜を問わず、常に万全の体制で対応
チーム制
医師、看護師、救命士がチームを組んで対応
オンコール体制
大規模災害時などの緊急召集に備える
救急救命士に必要なスキルと資質
- 冷静な判断力と迅速な行動力
- 強い責任感と使命感
- チームワーク力とコミュニケーション能力
- 最新の医療知識と技術の習得意欲
- 体力と精神力
働く環境
最新の設備
高度な救急医療を可能にする最新機器を完備
チーム医療
経験豊富な医師や看護師との密接な連携
メンタルヘルスケア
ストレスの多い業務に対するサポート体制
ワークライフバランス
適切なシフト管理による私生活との両立支援
救急救命士を志す方へ
救命救急士は、文字通り「命を救う」職業です。その責任は重大ですが、それ以上にやりがいのある仕事です。皆さんの情熱と努力が、直接人々の命を救うことにつながります。
総合南東北病院救急救命科では、意欲ある若い力を常に求めています。充実した教育体制と最新の設備で、皆さんの成長をサポートします。ぜひ一度、病院見学にお越しください。皆さんとともに、地域の救急医療を支えていけることを楽しみにしています。